小林さんらは、がん細胞に結合するたんぱく質「抗体」に、「近赤外線」で化学反応が起きる化学物質を追加。この抗体を注射で体内に入れ、がん細胞に抗体が結合した後で体外から近赤外線を当てると、がん細胞が死滅するという。
近赤外線は赤色の可視光より波長が長い光で、人体には無害。家電のリモコンなどに利用されている。がん細胞の周囲の正常な細胞には、抗体が結合しないため影響がない。2011年11月に小林さんらがマウス実験の結果を論文発表したところ、米オバマ大統領が12年1月の一般教書演説で、「米政府の研究費によって、がん細胞だけを殺す新しい治療法が実現しそうだ」と紹介したこともある。
臨床試験ではまず、口や舌、のどなどのがん患者7〜9人に抗体を投与して安全性を確かめ、次に15〜24人に投与したうえで近赤外線を当て効果を調べる。
転移したがんにも効果があるこの治療法が、5年後には実用が期待できる。患者にうれしい治療法になることと考えられます。
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でも、高額な医療費では困る。すべて保険がきくといいな〜。
テレビ等での情報を知るたびに、新規投稿してきましたが、いつなのか、誰もが受けられる治療なのか、自分に適用されるのか、いつも身近には思えないものばかりでした。
今回ばかりは、少し期待してもいいのかなと思えます。
もし、これが実現できたならば、転移したがんにも場所を問わず、全身に効果がある。そして、患者の身体的負担もすくなく、大型医療器具も不必要なので、費用負担も少ないのではないかと想像します。
多くの人が関わるがんなので、早急に治療できるようになることを願っています。